入口から一歩入ると、ブリックタイル貼りの壁に、アンティークな電話機がお出迎え。広々した空間に楽しいおもちゃや雑貨が置かれ、観葉植物が並びます。
そして、4種類の応接兼会議室もインテリアはブルックリンスタイルが貫かれ、12人以上座れる広い会議室、10人用と6人用の会議室、ゆったりしたソファが置かれた応接室と、目的や人数によって使い分けられるようになっています。照明の明るさや灯りの色も会議室と応接室で変えられているなど、細部にまで配慮されています。
【取材スタッフの一言】
ビル自体はモダンでシャープな印象の近未来タッチとさえ言えるデザインなので、正反対とも言える、遊び心のある楽しいブルックリンスタイルに驚きました。コンセプトである、「コミュニケーションが取りやすいオフィス」なのはもちろん、“楽しい”コミュニケーションに花が咲きそうです。
吉川
ビルの外観からは想像も付かない内装でびっくりしました。
社長
レストランかカフェのような感じですよね。
吉川
そうですね。IT系企業というと、結構クールというか冷たい印象のオフィスが多いと思うのですが、こちらは温かみがあるというか、アンティークで。
社長
ニューヨークのブルックリンスタイルということで、アンティークをテーマにデザインしています。
吉川
先進的なスマートフォンメディアを運営されていながら、どうしてこういうデザインになったのでしょうか。
社長
デザインに関しては、いろんな人が考えてしまうと、それぞれの意見が混ざって、平準化して普通に収まってしまうか、どんどん機能が追加されて混乱してしまうと思いました。なので、1人の人間が考えるべきかなと思い、今回はデザインを考えたいと手を挙げてくれた、副社長の野崎に任せました。
吉川
一任されたのですか。
社長
そうですね。野崎がコンセプト提案したのがブルックリンスタイルです。わかりやすく言えば、アンティーク。アメリカのミッドセンチュリー的なデザインですね。そして、そのコンセプトを具体化したのが管理部門で、関係企業の方々と一緒に形にしていったという流れです。
吉川
知らずに入ったらアパレル系のショップと思ってしまいそうです。
社長
そうですね、インテリアショップのよう、というのもよく言われます。先ほど言われたように、IT系企業では確かにこういうデザインはあまり無い、というところは考えていたと思います。
吉川
なるほど。ではもう副社長の野崎様にある程度一任した中で、社長さんもご覧になられて、いいんじゃない?と決めていかれたと。
社長
いえいえ、私はあまり途中は知らなくて、職人さんが来て壁にエイジング加工しているらしい、といった情報だけ入ってきていて……。完成したときには、みなさんと多分同じレベルで僕も見ていましたから。
吉川
ほんとですか。
社長
こんな風になったんだ、と驚きました。
吉川
エントランスがとても広いですね。
社長
お客様から「ここに30人は入るね」って言われました。
吉川
今、スタッフの方は何人ぐらいですか。
社長
合計80名ぐらいです。大きく分けると、プログラマー20名、デザイナー10名、管理部門が10名ぐらい。あとはメディアの運営ですね、営業も含めて。
吉川
これからも増えていきそうでしょうか。
社長
今でも100名分の席は用意してありますので、大丈夫です。
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